「患者様の目線になって考えよう」
~35期生「基礎看護学 活動と休息」演習~
演習・実習
1学年 35期生28名はユニフォーム姿も馴染んで、
一段と「看護学生」らしさがアップしてきました。
先週行われた「基礎看護学 活動と休息」での演習で、
患者様の体位を安全に変換し、
かつ車椅子やストレッチャーへの移乗、移送をスムーズに行う技術、
さらにそれらを患者目線で体感することを学びました。
演習はそれぞれ「看護師役」「患者役」に分かれて行い、
ストレッチャーの早いスピードは思った以上に怖いことや、
押す側には少しに感じる段差、わずかな傾斜であっても
患者様には決して「少し」ではないことなど、
患者役になったからこそ見えたものがあったようです。
どうすれば患者様に恐怖感を与えないで援助ができるのかを身をもって知ることで
知識をより深いものに変えることができましたね。
さらに患者様と向き合うためにはコミュニケーションスキルも不可欠。
一言の言葉を添えるだけで全く違う「看護スキル」に変わります。
患者様にはどう話し、どう聞いて、どう答えるのがいいのかを考えつつ、
声がけのひとつひとつで安心、信頼が大きくなることも学びました。
講義、演習が続き、少しずつながら頼もしくなっていく姿に、
見守る教職員が目を細める場面も多くなってきました。
いいぞ~いいぞ~、その調子!
ま、目の前のことで精一杯なのはまだまだですけどね(笑
「患者様の目線になって考えよう」という教員の言葉。
そうです!ここ大事!!
また一つ学びを得た1学年、これからの成長が楽しみです!